フェルナンド・コウト

1987-1988シーズンにスーペル・リーガデビューを果たすとこのシーズンのリーグ優勝を体験、自身の出場は1試合ではあったが「この経験は忘れられない」と後にも語るほどの思い出となる。その後2シーズンは経験を積みに2部リーグでプレー、3シーズン後にポルトに復帰するとレギュラーの座を奪取しそのポジションでリーグ2連覇を経験した。その後はイタリアへと活動の場を移し、パルマUEFAカップ制覇、スペインへ移ってリーガ・エスパニョーラ制覇とスペイン国王杯連覇を味わう。その後ラツィオでイタリア復帰を果たすとスクデット獲得の歓喜を味わう。と、彼自身行く先々でタイトルを獲得している。元ポルトガル代表GKヴィトール・バイーアとは同期であり、ポルトバルセロナポルトガル代表でも一緒で親友同士でもある。
ポルトガル代表としては1989 FIFAワールドユース選手権での活躍を認められて1990年のサウジアラビア戦でA代表デビューを果たした。10年後のユーロ2000にてベスト4入りを味わうも自身初のワールドカップとなった2002 FIFAワールドカップではグループステージ敗退に終わり苦杯を嘗めた。しかしながら2003年10月11日のアルバニア戦にてポルトガル代表100キャップの偉業を達成、代表のディフェンスを長年支え抜いた主将として伝説となりつつある。ユーロ2004にて準優勝を飾った直後にルイ・コスタフィーゴ(後に復帰)と共に代表引退を表明した。
過去にドーピング疑惑をかけられ出場停止を受けている。